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日々の生活で起きたことや感じたことを綴ったり、絵本の紹介などをしています。

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パインの九死に一生SP 第7話

これまでのお話は、こちらをどうぞ。
『パインの九死に一生SP 第1話』
『パインの九死に一生SP 第2話』
『パインの九死に一生SP 第3話』
『パインの九死に一生SP 第4話』
『パインの九死に一生SP 第5話』
『パインの九死に一生SP 第6話』
注 : 今回のお話は、ちょっと(?)生々しい表現もありますので、妄想が激しい方は少々お気を付け下さい。

?*?*?*?*?*?*?*?*?*?*?*?*?*?*?*?*?

パインパイナポーはまだ、家に自分が事故に遭ったという連絡をしていませんでした。
早々と連絡をしても、まだ事情聴取が終わっていないし、その事情聴取も何時に終わるか分かりません。
それにパインパイナポーは財布を持っていなかったため、家に連絡を取る手段が携帯電話しかありませんでした。
でも、病院で携帯電話は使えません。
今は病院でも携帯電話を使用できるスペースがありますが、その頃は携帯電話を使用する時は外へ出なければならなかったのです。
『全部終わって「帰ってもいいよ」と言われてから電話しよう』
パインパイナポーはそう思っていました。
事情聴取もほぼ終わった頃、血まみれになった携帯電話を握りしめ、『まだ帰れないのかなぁ・・・?』と、思いながら待合室の椅子に座っていたパインパイナポーに、ひとりの警察官が近付いてきました。
警 「家族の人、まだ迎えに来ないね。家は遠いのかい?」
パイナポー「怪我の治療や事情聴取が何時までかかるか分からなかったし、携帯しか持っ
  ていなくて病院の外に出ないと電話出来ないから、全部終わってから電話しよう
  と思って、まだ家に連絡してないんです」
警 「お姉ちゃんは偉いねぇ。普通は事故に遭ったりすると、みんな病院でもどこでも
  携帯電話使っちゃうのに・・・。事情聴取ももう少しで終わるから、おじさんが家に
  電話しといてあげるよ」
そう言って、警察官は電話をかけに行きました。
その時すでに午前7時をまわっており、事故に遭ってから4時間以上が経っていました。

その頃、母flowerは子供たちの朝ごはんの支度をしながら、いつもならとっくに帰宅しているはずのパインパイナポーがまだ帰らない事が少し気になっていたそうです。
そんな時、家の電話が鳴り響きました。
flower「もしもし」
警 「〇〇警察署の者ですが」
flower「・・・はい」
警 「パインさんはそちらの娘さんで間違いないですか?」
flower「・・・はい、そうですが、娘が何か・・・?」
警 「実は、娘さんが事故に遭い、〇〇病院に運ばれました」
flower「・・・えっっ!?娘は大丈夫なんですか?」
警 「はい。怪我はされていますが、入院はされないという事ですので病院まで迎え
  に来ていただきたいのですが・・・」
flower「はい、分かりました」
flowerは、パインパイナポーが事故に遭った連絡を受けて、一瞬血の気が引いたそうです。
車の免許がなく、自分で車の運転が出来ない母flowerは、まだ眠っていたブドウふるーつ☆Cultivation・ブドウ(次女)を起こし、急いで病院に向かいました。
flowerとブドウふるーつ☆Cultivation・ブドウが病院へ向かっている頃、パインパイナポーは左手で震えの止まらない右腕を力いっぱい抑えながら、じっと母flowerの迎えを待っていました。
「入院はしない」
と、頑なに入院を拒んだパインパイナポーでしたが、すでに体のあちこちの痛みが激痛に変わり、自分ひとりで動く事が困難になってきていました。
でも、ここで「痛い」「動けなくなってきた」なんて言えば、即入院になってしまいます。
パインパイナポーは、必死にその痛みに気付かないようにしていました。
(そんな事を思っている時点で気付いてるって事なんですけどね・・・笑)
それから間もなく、母flowerとブドウふるーつ☆Cultivation・ブドウが病院に到着しました。
flowerの顔を見た途端、パインパイナポーの目からポロポロと涙がこぼれ落ちました。
これまでずっと、ひとりで何とかしなければならないと気を張っていたのがプツンと切れたのか、それともずっとひとりで心細かったのを我慢していたからなのか、まるで小さい子供のように泣きじゃくっていました。
そんなパインパイナポーの様子を見ていた警察官が、母flowerにこう言いました。
「お嬢さん、ずっとひとりで頑張ってたんですよ。事情聴取も、相手の人はひどく酔っ払っていて全然受け答え出来ないんですが、お嬢さんはこんなにひどい怪我でかなり痛いはずなのに、泣くどころか、きちんと答えてくれまして。病院内では携帯電話は使えないから、ってお母さんへの連絡もしないでいたんですよ」
それを聞いた母flower
「無事で良かった。頑張ったね」
そう言って、パインパイナポーの頭を撫でてくれました。
事故に遭ってから5時間近く経って、ようやくホッとする事が出来たパインパイナポーなのでした。

★つづく★

テーマ:日記 - ジャンル:日記

コメント

パインさんこんばんは
今までのお話を読んでいて、パインさんの冷静な行動に驚くばかりでしたが、ずっと気を張っていたからだったんですね。
お母さんの顔を見て思わず涙が出てしまったというパインさんを想像すると私も涙が出ちゃいました。

☆みぃ☆さんへ

ご訪問&コメントありがとうございます。
無意識だったんですけど、パインもずっと気を張っていたんだなぁ・・・と、改めて思いました。
顔を見ただけでホッとさせてくれる母の存在は、やっぱりスゴイですね。

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